真剣にふざけた卵焼き
「だし巻き」は、WAQK GAMES で初めて作った調理ゲームです。
見た目はわりと本気の調理シミュレーターなのに、失敗するとだし巻きではない何かができあがる。この落差がやりたくて作ったゲームです。「真剣にふざける」というスタンスが好きなのですが、今回はそれをいちばん素直に形にできた気がしています。
作ったことのないジャンルを
これまでパズルやレース、アクションは作ってきましたが、調理系はひとつもありませんでした。そこで料理を題材にしようと考えたとき、真っ先に浮かんだのがだし巻きです。家で作ろうとすると意外と工程が多くて、そのぶんゲームにしたら触るところがたくさんある。題材としてはおもしろそうだなと思いました。
最初は卵を溶くところから始めるつもりでしたが、工程を増やすほど一つひとつにかけられる手間は減ってしまいます。選択と集中ということで、焼くところに注力しコスト面を削減して尖らせることが大切と考えてました。溶く工程はばっさり切りました。
こだわったのは、卵のシワと色味
ありえない失敗作で笑ってもらうために、調理過程の卵の質感にはこだわりました。
作り込んだのは、焼いている最中の卵のシワと、火が入るにつれて変わっていく色味です。突き詰めればもっとリアルに描画できますが、ジョークゲームではよい落としどころじゃないかと。焼きの過程がそれっぽく見えると、プレイヤーも自然と真剣に焼き始めてくれます。真剣に焼けば焼くほど騙されて最後のギャップで驚いてくれるという感じです笑

深夜のノリで生まれた失敗作
一方で、失敗したときの絵や文言は、正直かなり勢いで作っています。深夜にひとりで作り込んでいたので、「気泡をつぶさなかったら、もうシャボン玉浮かべちゃえばいいかー」くらいのノリでした。
中々の反響をいただいて「トンカツができた」「スクランブルエッグになった」と、いろんな報告をもらってます。まじめな調理シミュレーターだと思って遊んだ人は、さぞ驚いたかと。


コツは、あえて教えない
ゲームバランスで大事にしたのは、「何を、どのくらい触れば、もっと良くなるのか」を、プレイヤー自身に探ってもらうことです。
たとえばコンロの火加減は、「中火」「強火」のような表示をあえて出していません。実際の料理でも、ちょうどいい火加減は手探りで見つけていくものなので、その感覚をそのまま残しました。結果画面のアドバイスも、悪かったところを全部書いているわけではありません。ヒントは少しだけ。そこから「次はここを変えてみよう」と考えて、もう一回焼いてみる。そういうゲームにしたかったんです。
狙いどおり、何時間も遊んでくれる人が出てきたのはうれしかったです。
公開してから直したこと
公開後には、端末依存の不具合もありました。調理中は操作できるポイントが多いので、それぞれが干渉してしまい、泡がつぶせない、卵が持ち上がらない、といった症状が出ていました。今は直しています。
今後について
10/11に公開、10/16時点でXの投稿が3000万インプレッションをいただきました。通知欄が連日鳴りやまず、だし巻きの画像であふれかえっております。本当にありがとうございます。
今後はご要望に応じて、バージョンアップしただし巻きのアプリ化も視野にいれてます。これまでの完成品を振り返れる「図鑑モード」を入れたり、難易度でモードを増やしたり、案は色々あります。トンカツもスクランブルエッグも、並べて眺められたら楽しそうですよね。
なお、本サイトは広告収益にて運用予定だったのですが、広告の審査より先にアクセス数が伸びてしまい、現状サーバ運用費などで赤字となっております。
沢山巻いたので恵んでやろう、とお優しい方がいらっしゃいましたら以下のボタンからコーヒー代をいただけますと大変うれしく思います。(もちろん、メッセージだけでもお待ちしております!)
これからも当サイトをよろしくお願いいたします。
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